長谷光城展

2021年6月29日(火)-7月8日(木)

11:30~19:00(日曜日、最終日は17:00まで)

会場:7F 枝香庵Flat

自己を確認する―長谷光城個展―


長谷光城(1943-)の活動は、大正の北壮画会、昭和の北美文化協会を現代に引き継いでいる。斎藤義重に師事し、福井で活動を開始、第1回北九州絵画ビエンナーレ北陽会賞、第16回現代日本美術展で大賞を受賞。ギャラリー16、村松画廊、東京画廊、信濃橋画廊、福井県立美術館、金津創作の森などで個展、国立国際美術館、東京都美術館、ホーシュ美術館、ソウル現代美術館、埼玉県立近代美術館などに出品をした。
長谷の作品は、平面、立体という物質を相克し、こちらとあちら、過去と未来、彼岸と此岸を行き来する。それは仏教的な観念と言うよりむしろ、縄文的な生に対する情熱を私は読み取る。「消尽」ではなく、「新生」なのだ。
長谷の作品を知ることは、日本の近代史を学ぶことに等しい。そこには、貴方自身も含まれている。長谷の作品を見て、自己を確認して欲しい。


企画:宮田徹也(日本近代美術思想史研究) 協力:枝香庵

ギャラリートーク 長谷光城&宮田徹也
7月3日(土)14:00-
参加費無料・要予約・先着15名